【外国人目線 Vol.1:タイ人が感じる秋田の魅力】

Pocket

先日は発地型観光と着地型観光の一番の違いは「受け入れる側の地域が主体となって商品を作る」ことであると、DMO Vol.2にて紹介させて頂きました。

実際に地域で観光商材を作る際、必ず課題になることがあります。

「そもそも地域の魅力はなんだっけ・・・?」

これまでいろんな地域に入らせていただきましたが、まず最初に発生する問題は同じです。

外国人が来たことがない地域が多く、何が外国人にとって魅力的なのか分からないのです。

Concierge, Akitaでは地域の観光開発を実施する際、できる限り現場に外国人メンバーに同行してもらいます。実際に彼らが地域を見て、何に魅力を感じるのか、地域の皆様が直接体感できるからです。

本カテゴリー【外国人目線】では、実際に外国人が秋田県内を訪れ感動した光景を紹介していきます。
日本人からすれば「え?」と思うような光景が海外にとっては大きな魅力となっています。

今回紹介するのはタイ人が羽後町を訪れ、農家さんとの交流した時の光景です。

_DSC7952 (1)
“While walking back from the rice planting, she fell down and bleed; however, she didn’t even cried instead just walked back into the house washed and placed the plaster on by herself under the parent’s supervision. Also, when queuing up for using bathroom, regardless she is a kid she still waited in line like adults. Almost in everything teach the kids to be responsible for both herself and the society therefore no wonders Japanese society is very pleasant as it is nowadays.” 「田植えが終わって家に戻る最中、(その農家の)お子さんが転んで足を擦りむいてしまいました。ただ、それでもその子は泣いたりすることなく、家に戻り手足を洗い、ご家族が見守る中、傷口に自分で絆創膏を貼っていました。シャワーを使うために待っている時も、まだ幼い子供にもかかわらず、まるで大人のようにちゃんと列に並んで待っていました。日常の全てにおいて、子供の頃から自分で動くことを実践させていることに驚きました。日本の社会が過ごしやすいのも納得です。」

羽後町の素直で強い子供の行動を見て、驚くタイの皆さん。
リアルな日本の生活の中に入ることで、日本らしさを発見して頂きました。
地域では当たり前のことでも、異文化の目で見るととても価値ある光景だったります。
どうやって会話したのか、とても仲よさそうに楽しんでいます^^
記事全文はこちら→A day like local Japanese

「外国人が地域に入ってくる」ことは単に観光業の側面だけでなく、地域の皆さんが地域にいながら異文化交流を可能にし、地域の魅力を再発見することにつながります。
DSC79281

Pocket