おはようございます。
Travel Designの須﨑です。
先週10月19日に山形で実施されたフォーラムにおいて、東北にてインバウンド事業を押し進める15社が揃って一般社団法人 東北インアウト連合の創立を宣言しました。本団体は12月に正式に法人登録し、今後東北の観光を民間レベルで連携させていきます。
フォーラムについて(河北新報)
なぜ今連携が必要なのか?
答えは簡単。連携しないと売れないマーケットがたくさん存在するからです。
現在、東北各地でインバウンド開発が進み、観光コンテンツがたくさん生み出されてきています。しかし、世界のお客様は、小さなコンテンツがバラバラにあっても、なかなか気付きません。
たとえ面白いコンテンツを見つけて、そこへ行きたくなっても、どうせ行くならもっと色々経験したいと思うはずです。しかし、各コンテンツを繋げてくれる機能が東北には存在していないのが事実です。

「作る」と「売る」はセットで!
最近では、「あなたのコンテンツを売りますよ!」と販売促進を代行しますという依頼が多くなりました。まさに各コンテンツを繋げようとしているのですが、なかなか成果が出ません。なぜか?東北のコンテンツは誰でも扱えるような簡単なものではないからです。各地域で必死に作り上げたコンテンツはその地域の事情がたくさん含まれています。簡単に「売る」といっても、まだまだいろんな条件があるのが現状です。
「売る」ステージに入るとマーケット目線がより強くなりますが、実際は地域のことを深く知っていないと売ることができないのです。今回立ち上がる一般社団法人は各エリアで「作る」ステージを経験し、なんとか「売る」へ移行させたいと奮闘しているメンバーの集団です。
東北を売るためには地域を深く知っている人間が、力をつけて自ら出て行かなければいけない。
そんな決意を込めて、私たちTravel Designも秋田代表として参加させていただくことになりました。
「作る」ステージから「売る」ステージへ。
東北のインバウンドがまた一歩前に進みます。