【DMO Vol.3:誰が地方都市に興味を示すか?】

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前回は発地型と着地型観光の違いをご説明させていただきました。また地域が主体となり観光を作る着地型が注目されている理由の一つとして「観光客が団体パッケージではなく、より個人的な深い体験を求めている」という例を挙げました。

同じようなことが外国人観光客にも言えます。観光庁のデータで面白い調査を見つけました。
DMO説明_FBページ.005
現在来ている外国人観光客が日本で実施した観光BEST3

1位:日本食を食べる
2位:ショッピング
3位:繁華街町歩き
(現在ニュースで話題の爆買ツアーなどがまさに当てはまります。)

注目したいのは「今回実施した活動」より「次回実施したい活動」の方が多くなった項目。

温泉入浴や、四季の体験、自然体験・農漁村体験などが挙げられます。一度日本に来た外国人、もし次に来るならば何がしたいか?と聞かれれば、体験型に興味を示していることが分かります。そしてこれらの体験は全て地方都市で実施可能なものばかりです。

想像してみてください。初めてフランスに行って、エッフェル塔や凱旋門、ルーブル美術館などを楽しみました。毎晩、夜はレストランでフランス料理を食べ、そこで飲んだハウスワインは本当に美味しく堪能しました。そんなあなたがもう一度フランスに行くなら・・・ある方は芸術を自分で体験してみたいかもしれません。ある方は美味しかったワインを作る現場が見たいかもしれません。一度訪れたことで視野は広くなり、フランスをもっと深く知りたくなるでしょう。

日本に初めて来るお客様はまずスカイツリーや浅草を目指し、ラーメンや寿司を食べます(そうでなければいけません)。そこで日本のことが好きになった方々はより深く日本のことが知りたくなり、徐々に地方へと目を向けていくのかもしれません。

地方都市が獲得するべき外国人観光客は「日本に何度が訪れたことのある、日本好きの方々」と言えるのではないでしょうか?

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