【DMO Vol.2:「発地型の観光」と「着地型の観光」】

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インバウンド観光が地域創生の大きな柱となった昨今、よく耳にする「発地型観光」と「着地型観光」という言葉。その違いは観光プロセスにおける役割の変化です。

「発地」とは観光客が出発する地点(多くはお客様の住む場所)のことを言います。
「着地」とは観光客が到着する地点(お客様が観光する場所)のことを言います。

これまでの観光といえば、団体旅行が主体で極端に言えば、名所巡りか、宴会や研修などの旅行形態がそのほとんどでした。そして、こういったパッケージツアーの多くは集客力のあるマーケット側(発地側)の旅行業者が商品を「作り」「売って」きました。ここでは発地側が主体となる観光を「発地型」と呼んでいます。

しかし、観光産業の環境はここ20年で大きく変わりました。
観光客の要望が団体旅行から、より個人の目的に合うものへと変わったこと。そういった要望がインターネットを通して実現できるようになったこと。また、地域産業の衰退が激しくなり、地域が交流人口(旅行者)の増加を求めるようになったことなど理由は様々あります。

個人の要望に対応しようと思うと、自ずと観光商材の中身(クオリティ)に深さが求められます。体験型観光が注目されているのはこの点です。では、誰がより深い体験型を「作れる」のか?それは発地側ではなく、着地側にいる観光産業事業者である。

これまで発地側が主体となっていた観光から、地域がより深い体験観光を「作る」ことを「着地型観光」と呼んでいます。

「発地型観光」=マーケット側が主体になった観光
「着地型観光」=受け入れ側が主体となった観光
DMO説明_FBページ.003

外国人観光客にも同じような現象が現れています。外国人観光客の状況はまた次回共有させてください。

 

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