【DMO Vol.8 インバウンドのための英会話教室(Inboud Tourism)@角間川】

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こんにちは、トラベルデザインの村岡です。

観光業の基本プロセス「作って」「売って」「受け入れる」。
今回は「受け入れる」ステージのお話です。

せっかく商材を作って、発信しても、本当に来たお客様をしっかり「受け入れる」ことができなければお客様を楽しませることができません。そして、外国人を受け入れる時に一番大きな壁になるのが「コミュニケーション」です。地域の皆さんの中には外国人と接したことがなく、どうすれば良いか分からないという声をよく聞きます。

確かに。そうなんです。
これまで外国人観光客が少なかった秋田に外国人を誘客する時、「言語」は避けては通れない課題です。
なんとか地域で外国人を受け入れられるようにしたい。

そこで、地域の皆さんと実際に英語で会話してみました。
以下、129日(金)に大仙市にある角間川公民館にて実施した「インバウンドのための英会話教室 @角間川」の内容です。
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平日の夜にもかかわらず、地元角間川で働いている社会人の方々から学校終わりの地元の中学生まで、十数名の方にご参加頂くことができました。角間川地域の方々の、外国人観光客受け入れに対する熱い思いを感じました。

講師は、秋田県外のご出身で現在は横手市に在住の方に依頼したところ、快く引き受けて下さいました。およそ1時間半の中で実施したプログラムは以下の通りです。

1.Ice Break(アイスブレイク)・・・約15分間
13の中で好きな数字を頭の中に思い浮かべた上で、周りのメンバーと握手していき、お互いがその思い描いた数の回数分、ギュッと手を握るというもの。そしてその握った回数がお互い一致していれば、めでたくその二人は仲間となり、また新たに同じ仲間を探しに周りのメンバーに声をかけて握手をしていくという流れです。もちろんその間、自分が思い浮かべた数字を声に出してはいけません。至ってシンプルなゲームですが、これが初対面同士のメンバーの緊張をほぐすのにとても丁度良いアイスブレイクとなりました。DSC01478

2.Introduction(自己紹介)・・・約30分間
アイスブレイクのゲームによって3つの班に分かれたメンバーが、それぞれの班の中で自己紹介を行いました。不思議なことに、個々の英語力にどうしても差があるため「日本語と英語、どちらで自己紹介して頂いても構いません」と事前に伝えたにもかかわらず、なんと参加者全員が自分なりの精一杯の英語で自己紹介をされていました。主催した側としてすごく嬉しかったですし、ぜひこういった機会をどんどん県内中で実施して、一人でも多くこうした「自らの意思で英語を話そうとする方々」を増やしていきたいと改めて強く思いました。DSC01477DSC01476

3.Discussion(地域の魅力発見)・・・約45分間
最後のプログラムは、自分達が住んでいる地域について改めて考え、「どういった地域資源が外国人観光客にとって魅力として感じてもらえる可能性があるか」を各班ごとに出し、最後に全体に共有するというものでした(ここは日本語で進行しました)。DSC01504

私たちが本格的に、この角間川という地域の観光資源開発に携わらせて頂くようになってから半年ほど経ちますが、まだまだ知らないことばかりで、本当に奥が深い地域だなと改めて感じました。

そして、プログラム終了後に参加者の方々にアンケートを実施しました。以下は、参加者の方々からの感想(一部)です。

①今回、この英会話教室に参加しようと思ったのはなぜですか。

  • 少しでも英会話を出来るようになりたかった(33歳・男性)
  • 以前留学生が来た時、話しかけたかったけど話しかけられなかった(53歳・女性)
  • 親に連れてこられた(笑)(15歳・女性)

②参加してみていかがでしたか?

  • 単語くらいしかわからなかったが、楽しかった(53歳・女性)
  • 簡単な英語すら忘れていることに気づいた(46歳・男性)
  • 地元角間川の知らないところを発見できた(年齢不明・男性)

③次回開催(今後さらに2回開催予定)に向けたリクエストはありますか?

  • お店などで接客する時の対応を身に付けたい(33歳・男性)
  • 二人一組(外国人と日本人)のペアで会話をすると楽しいと思う(27歳・男性)
  • 単語レベルでも構わないので、皆で会話をしたい(50歳・男性)

参加した皆さんの「外国人と話したいという前のめりな姿勢」が伝わってきます。

英会話そのものは一朝一夕で身につくものではありません。ただ、外国人観光客を見つけた時に笑顔で「ハロー!」と声をかけることは、今この瞬間からでもできます。また、外国人観光客は「英語がペラペラな日本人」を期待してはいません。言語が通じなくても「Welcome感(受け入れられている感」があれば自然と壁は消えていきます。目指すは秋田弁で外国人を受け入れることです!
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ぜひ、外国人観光客に笑顔で話しかける人たちで溢れる秋田を目指し、こうした活動をこれからも地道に続けていきたいと思います。次回は、実際に外国人に参加してもらい、実践する予定です!

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